V2−トラカイ城
トラカイ城はヴィリニュスの西27kmに位置し、14世紀後半、チュートン騎士団の台頭を防ぐため、キィエスツティス公とヴィタウタス大公によって建築されました。その後リトアニア大公国がポーランド王国と連合共和国になると、城は荒廃していしまいましたが、1961年から約26年間かけて修復工事が行われ、15世紀当時の姿が再現されました。
周囲は森と湖に囲まれ、自然公園として景観も保護されており、いまやリトアニア中で観光客が
一番多く訪れる場所となっています。
お城へはガルヴェ湖にかかる橋を渡っていきます。湖上にはえるお城の姿は大変美しいですが、堀にかかる跳ね橋や、城壁の中の細い階段、大砲を撃つための銃眼などをみると、要塞として建てられたことがわかります。現在は城壁と本丸が歴史博物館として公開されています。
トラカイ城はヴィリニュスから英語ガイド付の混載バスツアーで訪れるのがお勧めです。個人ツーリスト向けにはあまり観光地化されてお
らず、やや不便です。
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