自分流の旅
自分流の旅とは、長く心に残る旅をいいます。心がけ次第では、多くの人と一緒の旅も心に残る旅にすることが出来ます。しかし自分の希望することに時間を多く使うことは、非常に大事です。自分流の旅とは自分の価値観を実現することを第一にする旅です。4つの例をあげます。
Ⅰ.ストレス解消の旅}
普段、緊張して仕事あるいは勉強・研究をしている人が日ごろの緊張から自分を解放する、すなわち癒し、またはストレス解消の旅といっても良いと思います。
①修道院を訪ねる ②温泉やエステ ③スウィーツを楽しむ ④自然 クリック
Ⅱ.教養の旅
定年となり今まで知りたかったこと、関わりたかったこと、例えば「イタリアでなぜルネッサンスが起きたのか」を知りたいのでフィレンツェを訪ねてみようという旅です。①世界の出来事・歴史 ②世界の文化と日本の文化 ③英語、ドイツ語、フランス語、ポランド語、エスペラントような語学 ④音楽・美術 ⑤哲学などの学問 ⑥その他
Ⅲ.ビジネスのヒント、卒論・修論のヒント
近代はヨーロッパから始まりました。このヨーロッパでも、ポルトガル、スペイン、オランダ、フランス、イギリス、ドイツと国が繁栄したり衰退したりしています。さまざまな戦争もこれらの国を巡って起きました。産業革命や鉄道はイギリスから始まりました。19世紀はヨーロッパの繁栄の絶頂でした。複式簿記、株式会社制度、議会政治、フランス革命、ロシア革命、進化論、遺伝の法則、病原菌の発見、音楽、絵画、文学など、ヨーロッパが残した足跡は偉大です。ここを旅することでビジネスや論文などにさまざまなヒントが得られます。
Ⅳ.子供の教育
子供と旅をしながらお話をすることは、後に良い影響を与えます。ショパンやキューリー夫人はワルシャワからパリにやってきました。ナイチンゲールは漱石とほぼ同時代に生き、ロンドンと関係が深いです。鴎外はベルリンに滞在しました。鷗外博物館もあります。これらの人々の偉大な生涯を、旅をしながらお話しする、或いはその足跡をたずねる旅は、子供に思いで深い印象をあたえます。偉大なもの、良いものとは何かが心に残る旅は、子供たちが大人になって活躍するためにプラスとなるでしょう。
4F ビジネスのヒントとキャリア・アップ
3F 人物の事蹟をたどる
2F ヨーロッパの常識
B1F 食料品と催し物会場